妊娠中(妊婦)積極的に摂りたい食事「豆」

豆は消化に良い繊維質を豊富に含み、もちろんタンパク質が豊富な食品です。ですから母体に良いだけでなく、赤ちゃんの成長に必要な栄養分もしっかり摂取できますし、それ以外にも鉄分などもあり、妊婦にとってとても良い栄養源です。

 

必要性

◆タンパク質
豆は肉や魚、卵以外に植物性のタンパクを摂取できる食品です。特に妊娠中には、同じ食材ばかりでタンパク質を摂るのは栄養の偏りが出るため避けるべきとされています。肉や魚ばかりではなく、豆類を色々と活用することで他種類のたんぱく質を確保することができます。豆にも大豆、レンズ豆、ひよこ豆などの多種の豆や納豆などの加工食品もありますし、必須栄養分も兼ね備えています。また、お肉に比べてカロリーも低いですから、妊婦には嬉しいですね。

 

◆鉄分
豆類には鉄分が多く含まれます。鉄分は母体と赤ちゃんの身体に酸素を運ぶ赤血球を作り出す時に使われる大事な成分です。命を維持していくために必要な成分と呼ぶこともできます。鉄分をしっかり摂ることで、妊娠中に必要な赤血球を十分に作り出していくことができます。

 

食べ方

豆類は水で戻す時間が必要なものもありますが、レンズ豆は水戻しの時間は要りません。ですから一袋あると、手軽に使えるのでオススメです。また、レンズ豆は鉄分や栄養素を豊富に含むため、アメリカでは大豆やオリーブ油と並んで5大健康食品として雑誌に取り上げられたくらいです。

 

豆乳には、大豆イソフラボンという成分が豊富です。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをするため、乳ガンや骨粗しょう症予防に効くと言われています。また、大豆たんぱくは基礎代謝を活発にし、レシチンは悪玉コレステロールを減らして血流を良くします。サポニンは、脂肪吸収を抑え血中の脂質も減らします。身体に良い成分が豊富な豆乳は牛乳替わりや、料理などで活用しましょう。
ただし、大豆イソフラボンは過剰摂取すると乳ガンの発症リスクが高まることが分っています。過剰摂取しなければ良いのですが、食品安全委員会では1日70〜75mg(豆乳ならコップ2杯)が適正量と定めています。
日本には、納豆や豆腐など大豆食品が多いので、偏らずに他の食品と組み合わせてバランスよく食べるようにしましょう。


妊婦が絶対摂取しなければいけない栄養素とは?

妊娠中(妊婦)積極的に摂りたい食事「豆」

40歳高齢出産をした私がダウン症や胎児の障害を回避すべく摂取した栄養素があります。 いったいどれがいいのかわかりますか?

妊娠中(妊婦)積極的に摂りたい食事「豆」

40歳高齢出産奮闘記もどうぞ。(記事末に掲載)