妊娠中(妊婦)積極的に摂りたい食事「卵」

卵は昔から1日1個程度食べるようにすると良いタンパク源だという意見と、食べ過ぎると卵アレルギーになるという意見があります。
でも、本当のところ卵の食べ過ぎでアレルギー発生率がどれくらいあるかは、わかっていないんですよ。

 

必要性

◆タンパク質
卵は良質のタンパク源です。また、価格としても手軽に手に入る食品ですから、1日1個は食べたいもの。
また、卵にはビタミンA(レチノール)が1個当たり86μg程度含まれています。ビタミンAは過剰に摂り過ぎると胎児が奇形で出生する可能性が高くなりますが、この程度であれば全く気にする必要はありません。

 

食べ方

上に書いたように、1日1個程度を食べるようにしましょう。卵料理は、茹でる、焼くなど様々な方法がありますが、生卵は殻にサルモネラ菌が付いている可能性があり食中毒の危険性がありますから、新鮮な卵を冷蔵保管したものを食べるようにしてください。

 

また、卵を食べると生まれてくる赤ちゃんがアレルギーを持って生まれてくるという噂がありますが、米国小児学会・欧州小児アレルギー学会では、根拠なく必要な栄養源を食べないことは、母体や胎児の栄養の低下を招くため避けるべきだ、としています。
つまり、気にしすぎて食べないほうが栄養が不足して、赤ちゃんの成長を妨げることになるということで、1日1パックも食べる、なんて過剰な摂取をしない限り大丈夫です。

 

アレルギーは、遺伝によって発症する可能性が多いので、家族がもともとアレルギー体質だと、お子さんも発症するケースが多いようです。

 


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