妊娠中(妊婦)積極的に摂りたい食事「赤身の肉」

身体を作る大切な栄養素たんぱく質。たんぱく質には肉や卵など動物性たんぱく質と、大豆などの植物性たんぱく質があります。必須アミノ酸の中には動物性タンパク質から摂れないものもあり、バランスよく摂ることが大切。その中でもサシが少ない赤身の肉は脂肪分が少なく、鉄分も多く、妊婦には欠かせない栄養源です。

 

必要性

◆身体をつくる
たんぱく質は、筋肉や血液、ホルモン、神経伝達物質を作り出す大切な栄養素です。昨今、健康志向から植物性のたんぱく質(大豆、穀物類)ばかりを摂る人がいますが、動物性のたんぱく質でなければ摂れない栄養素もあるため、バランスよく食べることが大切なのです。
赤ちゃんと二人分の血液を作らなければならない妊婦さんの約60%が「鉄欠乏性貧血」になると言います。赤身の肉は酸素を運ぶ血液の赤血球のもとになる鉄分を多く含んでいるため、妊娠中を通して積極的に摂りたいもの。ただし、食べ過ぎると便秘のもとになるので要注意です。

 

食べ方

◆低脂肪に抑える
肉の種類でも選び方でカロリーに大きく差が出ます。肉なら赤身、魚ならトロより赤身を選ぶことでカロリーを低く抑えることができます。
ステーキなら、余分な脂肪をカットをし、さらに網焼きにするなど工夫をしましょう。

◆鉄分を効率的に摂取
鉄分を効率的に吸収できるよう、吸収を阻害する効果のあるカフェインを含む緑茶やコーヒーは1時間ほど開けてから飲むようにしましょう。
野菜を一緒に食べることで相互の働きで吸収効果がアップします。
鉄分を多く含む食品は、牛肉(赤身)以外にも、レバー(加熱して)、カキ(加熱して)、小松菜、ほうれん草、納豆(大豆製品)、しじみ 、イワシ、かぼちゃなどがあります。


妊婦が絶対摂取しなければいけない栄養素とは?

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40歳高齢出産をした私がダウン症や胎児の障害を回避すべく摂取した栄養素があります。 いったいどれがいいのかわかりますか?

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